お客様と料理人の理想的な関係

Posted on Posted in お店より

厨房よりお店で食を楽しむ中で、お客様と料理人の関係はバッター(お客様)とピッチャー(料理人)の関係が理想と私は考えます。

「食」という野球を楽しみに来たお客様のオーダーに対してどんな球(料理)を投げるでしょうか?
ストライクゾーンから外れた料理は見送られて(残されて)しまいます。
つまらない球を投げれば、ことごとく打ち返されてしまいます。
逆にバッターの予想を越える豪速球や大きな変化球を投げれば、バッターは豪快に空振りしてくれ、それはピッチャーにとって励みとなります。また、空振りしたバッターも「なんだこんな球か」と、つまらない球を打ち返すよりは「やられた」という驚きや感動がある気持ちの良い空振りの方が楽しいのではないでしょうか?
しかしその投球も毎回同じではつまらないし、そのうち打ち返されてしまいます。だからピッチャーは新しい球を投げられる様に常に精進して行かなくてはなりませんし、それはバッターの更なる楽しみとなるのではないでしょうか?
零は沢山の球種をご用意し、常に新しい球の研究に努め「どんな球でも投げて来い」という強打者をお待ちしています。
どうぞ、そんな零の投球をお楽しみ下さい。

店主 岩下大地